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「米国での金融事業と知的財産権(その1)」(一社)日本知的財産協会「知財管理」Vol.72 No.2 pp.178~191 (2022)
米国の四大銀行における特許マネジメントの実態を調査し、我が国の大手金融機関と比較し、また企業全体の中での位置づけを明確にしようとしたものです。
 米国の大手金融機関の間でも、特許マネジメントへの取り組みはかなり異なりますが、バンク・オブ・アメリカなど積極的な取り組みを行う銀行では、大手IT企業などに対しても遜色ないほどに、果敢に先進的技術の特許化を推進しています。業界の枠を超えて、一定の存在感を示していることが確認されます。
 米国の四大銀行と比較した場合、我が国の大手金融機関は特許侵害訴訟の経験、権利化への取り組み、開発する発明の内容などから見て、どうしても劣後していると言わざるを得ないのが実態でした。
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「米国での金融事業と知的財産権(その2)(完)」 知財管理 Vol.72, No.3 (2022)
日米の大手を中心とした金融機関による、ファイナンス事業の実態を整理したものです。米国では、1880年代から始まった知的財産権担保融資が、今日まで経済取引として安定的に活用されてきました。
 日本でも1990年代後半以降、担保融資などによるファイナンス事業が試行されてきたが、基本的に官制事業的な色彩が濃く、民間の自律的経済慣行と位置づけられるまでには至っていないのが実態と考えられます。
米国での金融事業と知的財産権(その2)(完).pdf
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 2020年12月、株式会社ベネッセコーポレーションが、小学校3年生〜6年生向けに企画した「進研ゼミ小学講座『チャレンジウェブ』」の2月号(2021年)に、似顔絵で出演、録画収録致しました。

 「セレンディピティ」とは?について解説をしたものです。

 「セレンディピティ」は、偶然によってもたらされた幸運な情報を、発明などのアイデアにまとめ上げる人間の力と言うことが出来るかと思います。

 ただ、幸運は天からもたらされる僥倖であり、本人の日々の精神的営みの有り様が重要ではないかと、私は考えています。

 同時に、世俗的な欲から距離を置き、公益のために尽くすといった、自身の人生の刻み方も大いに関係すると確信しています。

 日本の子供たちには、世界から尊敬されてきた日本人の遺伝子を紡いでいける、そのような人間に育ってくれることを祈りたいと思います。

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2019年 弁理士会研修資料 東京:2019年8月28日及び9月18日、大阪:2019年9月8日及び9月29日  各2回シリーズテキスト
弁理士会研修テキスト(2019年用).pdf
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2018年11月2日 日本弁理士会研修資料
2018.11.2 研修用資料.pdf
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