フィリピン特許庁とAPECの共催により、APEC各国からの代表者が一堂に会し、APEC諸国向けの知的財産評価マニュアル作成に向けた会議が開催されました。この会議では、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、パプア・ニューギニア、ロシア、メキシコ、チリ、ペルーなど11ヶ国から65名の政府機関、知的財産庁、法律事務所、コンサルタント事務所などの関係者が集まり、知見の交換が行われました。
3日間で、「知的財産評価の基本と本質的位置づけ」について、また「知的財産評価の具体的あり方」について、2回の講演を行うとともに、マニュアル作成に向けた方向性についてワークショップをリードいたしました。
一般社団法人経済産業調査会の発行する月刊誌「LIETE LETTER」に、これまで3年にわたり、青山学院大学特別招聘教授・石田正泰先生とリレー執筆を続けて参りました。このたび、その原稿をベースにし、またその拡張をはかった内容にて、石田教授との共著により、「企業経営に資する知的財産-技術力、知財力、人間力で創造する-」を経済産業調査会より出版致しました。