ミャンマーでは、2017年8月現在、知的財産制度の創設に向けて同国教育省・研究開発局・知的財産課が中心になり、法律制定、知的財産庁設立の準備が進められています。この整備には、日本からの多大な支援がなされています。ミャンマー教育省・研究開発局の要請により、同国の各省庁の職員を対象に、知的財産とは、知的財産制度は何かについて解説するとともに、知的財産制度の整備を行うことがミャンマーの国にとってどのような経済的意義を持つのかについて、近隣諸国の歴史的な事例、学術的などの分析をもとに解説を行いました。
一般社団法人経済産業調査会の発行する月刊誌「LIETE LETTER」に、これまで3年にわたり、青山学院大学特別招聘教授・石田正泰先生とリレー執筆を続けて参りました。このたび、その原稿をベースにし、またその拡張をはかった内容にて、石田教授との共著により、「企業経営に資する知的財産-技術力、知財力、人間力で創造する-」を経済産業調査会より出版致しました。